今話題の「モネロ(Monero)」とはいったいどんな仮想通貨なのか⁉

モネロ とは

2017年の下半期から2018年にかけて日本でも

「ビットコイン」「ブロックチェーン」

といった言葉を頻繁に聞くようになり、仮想通貨(暗号通貨)という分野に対する盛り上がりを感じている方は多いと思います。

そうした時流に乗って仮想通貨について調べている方の中には

「モネロ(Monero)」

という仮想通貨を目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし

「見たことはあるけど、他の仮想通貨と何が違うの…?」

と疑問に思っている方から

「そもそもモネロなんて聞いたことないよ…」

といった方まで様々な方がいるのも事実だと思います。

そこで、この記事では全くモネロを知らない方から名前を聞いたことある程度には知っている方まで全員が

「モネロについてバッチリ分かったぞ!」

と言っていただけるように基本情報から特徴、購入できる取引所まで徹底的に解説していきます!

仮想通貨「モネロ(Monero)」の基本情報

通貨名モネロ(Monero)
通貨略号XMR
公開日2014年4月
時価総額順位14位
(2018年6月末現在)
発行上限枚数1,840万枚

モネロ(Monero)は、2014年4月に公開された仮想通貨です。

通貨略号は「XMR」となっています。

エスペラント語で「コイン・硬貨」を意味する「Monero」は、公開以降その匿名性の高さで絶大な人気を博しています。

仮想通貨「モネロ(Monero)」の特徴

仮想通貨モネロは

  1. 匿名性の高さ
  2. 高速取引の実現
  3. 簡単なマイニング
  4. 限定的な使い道
  5. 違法取引に使われる可能性がある

という5つの特徴があります。

特徴1:匿名性の高さ

モネロは、ビットコインのソースコードを元にせず、「CryptoNote」というプロトコルに基づくオープンソースのPoW(Proof of Work)を使用しています。

PoW(Proof of Work)とは、コンセンサス・アルゴリズムの一つです。

P2Pネットワークにおいて「何を発言権として認めるか?」という問題に対しての一つの回答であり、ビットコインにおいてはCPUの計算量に応じて発言権を与えることにしました。

ビットコインネットワークに偽の情報を受け入れさせるためには過半数の発言権を手に入れなければなりませんが、そのためにはネットワーク全体の半分以上のCPUパワーが必要となります。

また、過去にさかのぼって改変するのは指数関数的に難しくなるためビットコインネットワークに対する攻撃は事実上不可能と言えます。

モネロの持つ「高い匿名性」を実現しているのは、この「CryptoNote」というプロトコルの中で用いられている、Bytecoinのソースコードを元にした匿名性に特化したアルゴリズム「CryptoNight」のおかげです。

このCryptoNightには、送金時の匿名性を高める技術「リング署名」を改良したモネロ独自の「ワンタイムリング署名」というシステムが使われています。

リング署名とは、あるグループに参加している複数人の署名を一元化することによって、署名元を特定されにくくする技術のことです。

モネロ とは

また、リング署名は複数のグループに参加することが可能なため、より署名元の特定を困難にすることが可能です。

出典:「モネロ(Monero)の仕組みと特徴を大解説」 仮想通貨ニュース.com

モネロが独自で開発した「ワンタイムリング署名」とは、リング署名に「送金用のワンタイムアドレス」を加えたシステムとなっています。

モネロ とは

出典:「モネロ(Monero)の仕組みと特徴を大解説」 仮想通貨ニュース.com

モネロのアドレスには「閲覧用」と「送信用」の2つの秘密鍵が組み込まれており、マスターキーの役割を果たしています。

このマスターキーが、送金の際にランダムなワンタイムアドレスを生成し、そのアドレス宛にモネロを送金する仕組みになっています。

送金用の秘密鍵は一度送金するとすぐ使えなくなることから、「ワンタイムキー」と呼ばれます。

送金するたびに別のワンタイムキーが発行されるため、送金元が誰なのかを追跡することはできません。

こうした「ワンタイムリング署名」が他の仮想通貨にはない高い匿名性を実現しています。

特徴2:高速取引の実現

モネロにおいて一つの取引処理に要する時間は2分程度です。

ビットコインの場合は10分程度かかってしまいますので、モネロは約5倍の速度で処理できることになります。

また、ブロックサイズ制限がないため、現在ビットコインで問題となっている「スケーラビリティ問題」なども起こりにくくなっています。

ビットコインにおけるブロックチェーンのブロックサイズは1MBに制限されている。

この1MB制限によって、ビットコインにはシステム設計上の制約が生じており、取引手数料の上昇と一つのブロックに収まらない取引処理の遅延を引き起こしている。

これを「ビットコインのスケーラビリティ問題」と呼ぶ。

特徴3:簡単なマイニング

モネロ とは

仮想通貨初心者にはなかなかとっかかりにくい「マイニング」ですが、モネロのマイニングは比較的簡単で報酬が貰いやすいとされています。

理由としては、「マイニング人口と取引量の少なさ」が挙げられます。

1,840万枚とそもそもの発行上限枚数の少ないモネロは、今後もビットコインほどマイニングは難しくならないだろう、と言われています。

モネロでマイニングを行う場合、ビットコインでのマイニングのように高性能で処理能力の速いPCは必要なく、家庭用PCの処理速度でマイニングが可能となっています。

もちろん、外付けのハードウェアや処理速度が速いPCでマイニングを行う方が、より多くの報酬を得られることは事実です。

また、モネロは約4年で86%が採掘される、というプランで発行されています。

発行年が2014年ですので、2018年6月現在においてはほとんどのマイニングは終了してしまっている可能性が高いです。

もし、モネロのマイニングに取り掛かる方は早めに行動することをオススメします。

特徴4:限定的な使い道

「高い匿名性」というメリットの裏返しとなりますが、その分、参入障壁が高くなっています。

現在、ビットコインは数多くのインターネットサービスや、家電量販店を始めとする実店舗においても決済手段として採用され始めています。

モネロ とは

しかし、匿名性の高いモネロはなかなか他のサービスや商品決済への応用は難しく、企業等が導入するにはハードルの高い仮想通貨となっています。

特徴5:違法取引に使われる可能性がある

モネロ とは

こちらも同様に「高い匿名性」というメリットの裏返しで、匿名性を利用した犯罪にモネロが利用され始めているのです。

一例として、モネロはかつて「AlphaBay」というオンラインマーケットの決済手段に採用されていました。

このAlphaBayとは、TorやI2Pといったダークネットを介して運営されるダークウェブ上の商業ウェブサイトのことで、いわゆる「ダークネット・マーケット」です。

大麻や医薬品、MDMAといった通常では取引不可能な商品を取り扱っています。

現在は、このAlphaBayは閉鎖されていますが、闇市場での違法売買における決済手段としてモネロが利用されてしまうことは依然として懸念されています。

ハッキングした情報と引き換えにモネロを要求してくる、といった犯罪も増加してきているのも事実です。

また、「匿名性が高い」ということは「取引情報や取引データが記録されない」ということにつながるため、万が一の際に保有していたことを証明する手段が無いことにも注意しなければなりません。

仮想通貨「モネロ(Monero)」が購入できる取引所

ここまでで、モネロという仮想通貨が一体どういった通貨で、どういった特徴を持っているのかは理解していただけたかと思います。

では、実際にモネロを購入しようと考えたときにどこの取引所で購入することが出来るのでしょうか。

今回は、モネロを取り扱っている仮想通貨取引所の中からおすすめの海外仮想通貨取引所「Binance」を紹介していきます。

ちなみに、国内の仮想通貨取引所でモネロを取り扱っているのは「Coincheck(コインチェック)」のみとなっています。

皆さんもご存知の通り、Coincheckは2018年1月に不正流出事件を起こしてしまっているため、ここでは紹介を見送らせていただきます。

仮想通貨取引所「Binance」とは?

bitFlyer 業務改善命令

「Binance」とは、2017年7月に設立された香港に拠点を持つ、中国の仮想通貨取引所です。

設立から1年弱しか経っていませんが、2017年12月には24時間の仮想通貨取引高が世界一になるなど、実績をかなり持っている取引所となっているので、「海外の取引所」に抵抗がある方でも安心して利用可能です。

代表取締役は、OKcoinの元共同創始者であるChangPeng Zhao氏です。

Binanceのメリットとしては

  1. 取引市場の高い流動性
  2. ハードフォークにより派生した仮想通貨の付与に積極的に関与
  3. 取り扱いコインの種類が豊富
  4. 手数料が安い
  5. 上場させる仮想通貨を人気投票で決定

が挙げられます。

特に、3の「取り扱いコインの種類が豊富」に関しては、2018年6月現在においてモネロを含めて1173種類のコインを取り扱っています。

これは、国内で利用できる取引所の中でもダントツに多い数となっています。

また、4の「手数料が安い」を示すために以下の表を用意しました。

国内外の取引所名現物取引信用取引
bitFlyer(ビットフライヤー)ビットコイン:0.01~0.15%
アルトコイン:0.20%
ビットコイン
無料
Zaif(ザイフ)ビットコイン
maker手数料:−0.05%
taker手数料:−0.01%
アルトコイン
maker手数料:0%
taker手数料:−0.01~0.3%
ビットコイン
0%
アルトコイン
maker手数料:0%
taker手数料:0.1%
coincheck(コインチェック)ビットコイン
0.000%
ビットコイン
0.000%

Binanceの取引手数料は、ビットコイン・アルトコインともに0.1%となっています。

確かに、国内取引所の中にはBinanceよりも手数料が安い取引所は存在しています。

しかし、その大半が「期間限定」の手数料であり、モネロだけでなく仮想通貨を長期的に取引することを考えた場合にはBinanceの方がお得であると言えます。

加えて、手数料をBinance独自の仮想通貨「BNB(Binance coin)」で支払うことで、取引手数料が50%割引されるキャンペーンも実施しています。

仮想通貨取引所「Binance」の手数料についてより詳しく知りたい方はコチラの記事もどうぞ!

反対にBinanceのデメリットを上げるとすれば

  1. 日本語のサポートが存在しない
  2. 日本円で仮想通貨が購入できない

の2点となります。

特に、2の「日本円で仮想通貨が購入できない」は少し痛いですね…。

Binanceで仮想通貨取引を行う場合は、国内の仮想通貨取引所等で一度日本円で仮想通貨を購入してから、Binanceに移行させる必要があります。

Binance内では、ビットコイン・イーサリアム・バイナンスコインによってアルトコインを購入することができます。

仮想通貨取引所「Binance」についてより詳しく知りたい方はコチラの記事もどうぞ!

「Binance」で仮想通貨取引を始めるには?

まずは、Binanceの公式サイトにアクセスし、「Login or Register」をクリックしてください。

bitFlyer 業務改善命令

すると、以下の画面に移動しますので必要事項を入力してください。

bitFlyer 業務改善命令

必要事項は

  1. メールアドレス
  2. パスワード
  3. パスワード(確認のための2回目)
  4. 利用規約への同意

となります。

入力後に、⑤の「Register」ボタンをクリックします。

すると、以下のメールが届きますので「Verify E-mail」をクリックします(画像の赤丸部分)。

bitFlyer 業務改善命令

これでアカウントの作成が完了となり、仮想通貨取引を行うことができます。

まとめ:正しく使えば、匿名性の高い「モネロ(Monero)」は価値の高い仮想通貨!

モネロ とは

いかがでしたでしょうか?

モネロという仮想通貨は、匿名性の高さゆえに安心できる、というメリットを持つ反面、犯罪等に利用されやすい、という危うさを孕んでいます。

しかし、本来「匿名性の高さ」はメリットなのであり、それをデメリットにしてしまっているのは使用している人間の側なのです。

モネロの本来の意義や使い方をしっかり理解して皆が使うようになれば、これほど安心して用いることのできる仮想通貨もないと言えます。

そんな世の中が来ることを期待して、是非今の内からモネロを購入しておいてはいかがでしょうか?

その際には、日本国内で利用可能な海外の仮想通貨取引所「Binance」を利用してみてください!

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